モチベーションが会社を伸ばす
1、研修効果・・そもそも研修効果って何? 2、研修効果がない理由・・受講者、研修そのもの 3、研修効果を高めるには・・研修システムの見直
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現状の社員教育に対しての不満 近年、社員研修の重要性が増している背景があるにも関わらず、社員研修には幾つ かの問題点が指摘されています。吉田新一郎(2006)は「多くの組織は研修をイベ ントの形でしか実施していないため、学びはほとんど機能していない。研修は単に 実施する側が『実績』を主張するためだけのものにとどまっていたり、参加者にと っては『やらされる』『役に立たない』『身につかない』といったイメージがつき まとうものになっている。」と述べ、D.クイン.ミルズ(2007)は研修終了後の受講 生アンケートについて、一定の研修効果を認めつつも扱い方について注意を促して います。注意を促す理由としては、研修終了後の受講生アンケートに受講生が好意 的に答えていても、それは単に楽しんだ、気晴らしになった、講師が面白く講義を 行っただけで、何も学ばず、実務に適用しないということも多くあり、それは企業 の立場からは無益、つまり研修効果が少なかったということです。 また、教育コンサルタントおよび識者(学者)に対して行われた「企業内教育の現 状と今後の課題に関する調査」(産労総合研究所,2002)では、76.7%が社員研修の 現状に対して、「あまり効果的に実施されていない」と回答しています。教育コン サルタント自ら、研修効果が少ないと認識しているのは驚くべきことだと思います。 ちなみに、大手企業に勤務している私の知人数名に社員研修についての本音を聞い てみると、多くが「研修なんて役に立てへんよ(大阪弁)」という返答をしており ます。 このように社員研修について、現状では決して高い評価を得ているとは言い難い状 況でありますが、当業界に従事して10数年、この状況(研修効果を高める)を打破 しようと真摯に取り組んでいる業界人は少ないというのが私見です。大半が研修効 果を高めることについて専門知識がないだけではなく、興味も薄く、研修効果より もどういった研修内容を提案するか、実施するかということに意識を集中させてい るように思います。このような問題意識では社員研修の意義がいつまでたっても向 上しないと思われます。 当サイトは、そのような現在行われている社員研修について、文献や過去の経験に 基づき、また新しい試みにより、研修効果を高め、より効果的な社員研修、人材育 成をするための方策を探究し、よりパフォーマンスを高め、企業経営、ついては働 く社員に貢献することを目的として運営するものです。